アトリエ中と、家庭とでは、接し方は同じ?
🎨
「家でも、同じなんですか?」
と、親御さんに尋ねられました。
家に帰って、私の子どもに対しても
アトリエの子供たちと同じように
やりたいことを応援するスタンスで
接しているのか?という質問です。
・
答えは
「はい、同じです!」
・
開設した当初は、小学1年生だった娘も
アトリエで創作をしていました。
最初は、大好きなお母さんが
リーダーになってやることですから
誇らしい気持ちや嬉しさからか
めちゃくちゃ手伝ってくれるんです!
・
みんな、それぞれ自分の好きなことをやり始めると
娘も 自分のやりたいことを始めます。
しばらくして気がつくんですね、
私が一人ひとり、分け隔てなく、接している様子に。
すると、不安になったようです。
今まで、そんなに 他の子どもたちに対して
心を砕いている母は、見たことありませんし、
自分が母親にとっては 一番だと思っていましたから。
・
いきなり 膝の上に乗ってくるのです。
この人は、私のものだ!と言いわんばかりに。
・
こんな時 どうされますか?
いろいろ考えがあると思いますし、
普段、どのような接し方をしているか、
その関係性によって
対応は違うと思います。
・
私の場合は、
接していた子どもに少し待ってもらって、
一番に娘のことを抱っこしました。
そして、いつも口にしている魔法の言葉を
小さく耳元で呟きました。
「○○ちゃん、大好きだよ。
母さんの宝物だよ。
何があっても、○○ちゃんの味方だよ。」
いつもと変わりなく、
自分のことを1番に大切に思っていることが伝わると、
安心して、創作に戻っていきます。
そして、
待っていてくれた子にお礼を言って、
続きをします。
その様子を見ていた他の子たちは、
自分も同じように
大切に接してもらえると思うので、
そのあとは 私の取り合いになることなく
順番を待つようになります。
🎨
家では、「あなたが一番よ」と
理想的なことを言っていても
いざ、アトリエで娘が求めてきたときに
後回しにされたら、
私は、2枚の舌を持つ人になってしまいます。
大嘘つきになってしまいます。
どんな場であっても、
娘に対して 一貫した態度を取らないと
あとが大変だと思ったので、
私は、そこをこだわりました。
🎨
また、もう一つ、
アトリエと家庭とで
対応を分けられなくなった出来事がありました。
(続く)
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