2020/01/25 キンダークラス ”モノ作り”で育む「集中力」
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「集中力」が育まれている時って
どんな”モノ作り”をしているときでしょうか?
アトリエでの、
二人のお子さんの様子を
まず見てみましょう。
一人目の Fちゃん。
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次から次へと 創作の手が止まりません!
先日お出かけの楽しい記憶とともに
そして お母様の助けも借りながら
自分の中にあるイメージを
手を動かして ”モノつくり”する事で
アウトプットしていきます。
・
もちろん、どうやって作ろうかなと考えながら、
今 持っている 自分のすべての力を出し切りながら
作っていきます。
・
だから、出来上がると
その喜びは、とても大きいものになります。
その喜びや、出来上がった作品から刺激を受けて
脳にインプットされていきます。
すると、脳は アウトプット(モノ作り)と
インプット(刺激)の繰り返しで、フル回転!
作れば、作るほど、元気になって、パワーアップ!
・
おうちに帰っても、
創作の手が止まらなかったようです。
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二人目の、Hくん。
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さっきまで、
私と一緒におしゃべりしていたのですが、
突然、スッと自分の世界に入り、
頭の中にあるイメージを、
下の絵を参考にしながら
丁寧に 丁寧に 描きこんでいきます。
・
この静かに 没頭していく意識の向け方が
将来、物事を深く、見ていく力につながっていきます。
・
表面的に見るだけでなく、
様々な角度から、丁寧に
一つのことを考える訓練が
自然と育まれています。
・
ものすごく
没頭していますので、
アトリエ終了期間の5分前に声かけしても
聞こえない時があります。
なるべく驚かさないように
静かに声かけをします。
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お気づきの通り、
前述のFちゃんもHくんも
お二人とも、
とても集中力が高い
”モノ作り”をしています!
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もしかしたら 、
Fちゃんの場合は、
作る対象がどんどん変わっていき、
一つの作品を作り続けていなかったので
「集中力がない」と、
みられてしまう事があるかもしれません。
そして途中で、
短時間ですが、
おやつ休憩したりしますので
なおさら、そう思われてしまうことでしょう。
(幼児の場合は、途中でエネルギー補給をする事があります)
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でも、
好奇心や 探究していこうとする意欲は
途切れる事がありません。
たくさんの情報をどんどん吸収していきたい時期は、
こんな”モノ作り”スタイルになる事が多いです。
・
これは、
情報を取捨選択していく能力や
何を深掘りしていけばいいのか
見極める力などが
育っている最中だからです。
Hくんの場合は、
私と話す中で、
情報の取捨選択を行って
今日、やりたいことが絞られ、
丁寧に丁寧に取り組むことで
深く深く見る力を育むアトリエだったようです。
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このように、
”モノ作り”で
高い集中力を育てる事ができます。
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