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自分の作りたいものがわからない時は?

自分の作りたいものがわからない時
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ずっと 自分の好きなものをやり続ける人がいる一方で
ある程度、自分の好きなものをやってきて 立ち止まってしまう人、
また、形や決まったものがないと自由になれない人もいます。
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そういう時は、ゆっくり じっくり 時間をかけて
いろんな画材を道具をやってみることをお勧めします。
ここのアトリエでは、作品を完成させなくても良いのです。
それを目的としていないし、求めていないので
試行錯誤するだけで終わってしまうこともあります。
その体験が、次の自分の新たな発想につながっていきます。
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でも、中には何の画材を使ったら良いのかわからなくなっていたり
道具も興味が持てない時もあります。
その時々の その子の成長段階に合わせて
提案することが違いますが、
そのうちのひとつには、
創作を手伝ってもらうということもあります。
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創作をする楽しさも感じて欲しいので
子どもたちからのサポートの依頼がなければ
全体を見ながら 私も一緒に創作します。
私が、楽しんで創作していたり、
真剣で 夢中になっていたり、
時には、失敗して ダメだったぁーとガッカリするも
また、新しい方法でチャレンジしたりと
等身大の私自身が そこに存在します。
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つまり ポーズで一生懸命やっているのではなく
本気で 創作に打ち込んでいる在り方です。
そして、その隣には、
何をしたら良いかわからなくなっている子がいて
私の手伝いをしてもらいます。
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何かをやりたくて 来ているけれど
何をしたら良いのかわからないという人は、
喜んで手伝ってくれます。
手伝ううちに 新たなアイデアが浮かんできて
自分の創作に戻っていきます。
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でも、手伝いに誘っても 乗らずに
本当に何もしたくない人もいます。
「何もしない」というのも 表現の一つですから
尊重する一方、
創作しない、あるいは表現しないことの事情も
成長のプロセスとして必要だから創作しないのか
あるいは、心に大きく占める事があって
そのことが気がかりで創作できないのかなどありますので
養育者の方と情報を共有し、成長を見守っていきます。
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これらの理由から、
アトリエにきて
作品の完成を強要したり、
何もしなかったことで、叱ったりすることは
しないでくださいね。
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安全で安心して 自由表現・自由創作できる場では
子どもたちの無意識からのメッセージが表現されやすいです。
そのメッセージの受け取り方をお伝えします。
そしてぜひ、子育てに活かしてくださいね。
「子どものやることには、全て意味がある」と
よくよく観察してみることを お勧めします!
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