祝・Yくん アトリエ卒業おめでとう!
🎨
「お久しぶりです!」と
爽やかな笑顔とともにアトリエに入ってきたYくん。
高校生になり、アトリエを卒業し、
制作途中の作品を取りに来ました。
小学5年生頃から、少しずつ作り続けた来た
Yくんオリジナルの「街」のジオラマです。
🎨
これまで創ってきた街を
じっくり眺めながら 振り返り。
少しずつ、創った時の記憶が戻ってきます。
その時々の自分の気持ちや考えにあったものを確認しつつ
少しずつ作り込んでいったジオラマです。
その街のストーリーは、何回も作り替えられ
その度に、街も作り替えられ
また学校や家庭での、いろんなドラマも盛り込まれ
思い出いっぱいの作品です。
🎨
近況報告もお互いに話した後、
創作途中だった部分に
手を入れ始めました。
少し手を動かすと
創作をする楽しさや勘が すぐに戻ります!
🎨
Yくんは、これまでに
電車、ハムスター、戦艦など、
好きなものに没頭し、創作し、
その中で、イメージを広げ、
自分の世界観を広げてきました。
周囲のお友だちも、大人も、学校の先生までも
納得させてしまうほど
豊かで 楽しくて
思わず 一緒に Yくんの世界で遊んでしまうほど。
🎨
たった一人で 自分自身と向き合う時間を
アトリエでも持っていました。
私は、彼の世界の端っこで
そっと、寄り添わせてもらい、
必要な時は力を貸し、
成長を見守ってきました。
🎨
自分をまっすぐに見ることを積み重ねてきた人は
世の中のことも まっすぐに見て、
本質的な事は何かを
Yくんなりに しっかり掴んで
物事を判断することができるようになるのだと、
Yくんと時事問題を話している時に感じました。
🎨
最後、車に乗せて帰るために、
小さく分解するのをためらっていたのは、
ジオラマの中には、
私も 手伝って、創った部分があったからです。
「作品は、その人の分身でもあるから 大切に。」と
作品に敬意を払って、接してきたことが
しっかり Yくんの中にあって、
私の気持ちを気遣ってくれていました。
自分の世界を大切にしてきた体験は、
他者の世界も同じように大切にすることができるようになると
再認識させていただきました。
🎨
アトリエで培った創作の喜びは
これからの人生に役に立つことと思います。
今後のご活躍をお祈りいたします。
長い間、アトリエに通っていただき、
たくさんの感動をありがとうございました。
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