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アトリエ開設物語1

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アトリエを開設した当初、

私は 人生に行き詰まっていました。

娘は、来年 早くも小学生になるという歳です。

結婚して親元から離れ

自分の家庭を持って暮らしているのだから

もっとのびのび自分の思うように生きていきたいのに、

物理的に離れて自由になっても

なかなか、心が自由になれません。

弟の自死もあり、自分のそれまでの 過去や存在が

根底から否定されたような気持ちでいました。

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「自分がどう生きて行ったらいいのか」ということと

そんな悩んでばかりの自分が

「娘をどう育てたら良いのか」ということの間で、

それまで、哲学、発達心理学、宗教学、

スピリチュアル、モンテッソーリ、シュタイナーなど

いろいろな本を読み、勉強会などにも参加しました。

どれも 素晴らしいなぁと感動しても

自分には とてもできそうに思えず

しかも娘に拒絶されてばかり。

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悩んでいる私をよそに

娘は どんどん成長していきます。

そもそも 母親が何をする人か

教科書に載っているような人物像は分かっても

実際、私にとって母親とは、父親とは

感覚的に どういう人のことをいうのかさえ

私の中にはありませんでした。

それなのに、良い母親ぶろうとしていたのだと思います 😞

そういうふうに、なっている私では、嫌だと

娘は、言っているようでした。

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切羽詰まっていました。

🎨

そんな時、

私の心を瑞々しく 解き放てる場に出会ったのです。

(続く)

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