子どもの誕生日のお祝いは どうされていますか?
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皆さんは、お子さんや家族の誕生日の時は
どう過ごされていますか?
ご馳走を作って、プレゼントを用意したり、
あるいは、どこかテーマパークへ出かけたり、
旅行へ出かけたり…
何もしなかったり?
それぞれのご家庭で、工夫をくらしていることと思います。
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今日は、娘の誕生日なので
私の場合のお話に、お付き合いくださいね。
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唐突ですが、
私の子育ての軸は、「自己肯定感」です。
娘が生まれた頃の未熟な母親であった私が、精一杯考えて、
子どもが大人になった時のことを想像してみました。
長い人生、良いことがあれば、それはそれで良いことでしょう。
でも時には、
悪いことがあったり、辛い時があったり、苦しいもあるでしょう。
そんなとき、
どんな力が育っていれば それらを乗り越えていけるだろうか?
その力があれば 究極の選択を迫られた時
生きることを選んでくれるようなもの。
生きていれば
いくらでも 人生のやり直しはできるから、
その時に必要な力は何かと考えたのです。
それが「自己肯定感」でした。
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それで、誕生日も 自己肯定感が育つような
面白いことをやろうと考えました!
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もちろん、時間と手間があれば、
ご馳走とプレゼントも夫と協力して準備します。
娘は、アトピーで、食物アレルギーもありましたから
お祝いごとのご馳走は、誕生日に限らず
すべて、ちらし寿司にしました。
娘が食べられる食材を使って作ることができますし
季節の食べ物で、いくらでもアレンジがききます。
成長に伴って、食べられるものが増えれば、
それも加えり、さらに楽しみが増えます。
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話を元に戻しましょう。
自己肯定感を育むような
誕生日にする面白いこととは、
いろいろ方法はあると思いますが、
私は、娘が、生まれた日のことを、
毎年「語って聞かせる」ことにしました。
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年齢に合わせて、
語り方や話す範囲は変わりますが、
毎年
「出産の朝、どんなにあなたが
生まれてくることを待ち望んでいたか。」ということと
妊娠中、出産、その後の育児の大変さを
吹き飛ばしてしまうほど
「こんなに大きくなって嬉しい」ということを話します。
毎年聞く話なのに、娘は、とても嬉しそうに聴いています。
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誕生日の朝は、「おはよう」と挨拶しますが
「まだ生まれていないから、おめでとうは言わないよ!」と
茶目っ気いっぱいの表情で言うことからスタートします!
「夜だもんね!」と生まれた時間を覚えている娘。
良いことばかりではなく、大変なことも話します。
朝は、微弱陣痛があって、台所で椅子に座ったまま寝ていたとか、
その後、ご飯を炊いて、おむすびを作ったとか、
朝焼けの中散歩に行ったとか、
助産院近くの、○○というところでお昼ご飯を食べたとか、
覚えている限り全部です。
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そして、なかなか生まれてこなかったこと。
希望した助産院で産めず、
提携している個人病院での出産になったこと。
初めての先生で、初めての場所で、
陣痛をつける薬も服用していましたから
ほとんど パニック状態だったこと。
そんな大変なことを乗り越えて、
やっと 出産の瞬間の話がやってきます。
産声は猫のようで、
手を握って「がんばったね」って声をかけたんだよ。
新生児室に様子を見に行くと、
泣いていたかなと思ったら、周りを見渡し、
誰も来ないのがわかると、また泣き出したこと。
助産院に挨拶に行ったら、
助産師さんの娘さんに抱っこされて
しばらく手元に返ってこなかったこと。
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産後の育児も、大変でした。
夜泣きが毎晩3時間だったり、
毎晩、お腹の上に乗せて寝てた理、
授乳は15分おきだったり、
紫色の肌をしていたり、
体重が増えなかったり、
公園では 日向ぼっこしながらよく寝ていたり、
歌や音楽に合わせて揺らしていると機嫌が良かったり…。
あまり、周りにいないような赤ちゃんだったので
ひとつひとつ手探りで、
娘をよく観察しながら 育てていくことで必死だったことなど。
その後の、娘の天使のような言動を話したり、
小さなことをたくさん、思い出す限り 話しましたね。
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さらに、ドラマをいくつも いくつも乗り越えて、
また誕生日が来たね。
おめでとう!
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