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心が感じたままに浮かんでくる色で絵を描く

🎨

私が、小学2年生の頃です。

図工の授業で、小学校内で写生をする授業がありました。

絵の具で、描き上がると先生に見せるのですが、

その時、クラスメイトの女の子が、

空をピンクに塗った絵を先生に見せていました。

私は、ピンクに塗った絵に釘付けになり、

こんなにキレイなピンクは 見たことないなぁと思って眺めていました。

すると、担任の先生が

「空は、ピンクじゃない。」とおっしゃって、

塗り直しすることを指示されたのです。

クラスメイトは、ニコニコと素直に返事をして

塗り直しをしていました。

私は、何か ふに落ちないものを抱えつつも、

そういうものかなぁと思っていました。

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今から思えば、空以外は、

昼間の明るい陽射しが当たっている時間帯の色で

描かれた建物の絵でした。

ですので、夕焼けや朝焼けのような

空が赤くなる色とは違っていると、

目の前の事実をよく見て描くようにという

ご指導だったのだと思います。

その授業は「写生すること」が課題だったのですから。

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一方、あの「ふに落ちなかった感覚」の理由が、

それから約20年後、

色彩心理の勉強をすることで、わかりました。

なんの制限も設けず、

評価もせずに、

心のままに 感じたままに

自由な色使いで 描かれた絵には、

無意識が表現されることが多いのです。

そして、理性が発達する以前の子どもたちは

心に感じている気持ちを、

色で表現することが多いのです。

個人差があると思いますが、

小学2年生といえば、まだ年齢的に、

この世の中のすべてが、客観的に見えているわけではなく、

理性より、気持ちといった感情面の方が

強く表現されることが多いことでしょう。

すると、あの小学2年生の時のクラスメイトは

その頃の気持ちが、空の色に表現されていたと推測できます。

いつも、ニコニコして輝くような笑顔の、可愛い女の子でした。

背景の色は、その人が置かれているバックグランドを表現することがあるので、

幸せをイメージすることの多いピンクから、

ご家庭でも、可愛がられていたことでしょう。

あの笑顔の女の子と、空の色のピンクがピタッとハマって、

その時の思い出が、すっきりしたのです。

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見えたものを見えた通りに描く絵の他に

心が感じたままに浮かんでくる色で、

絵を描くことを

身近に感じたエピソードのうちのひとつです。

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