自由表現って、なんだろう? その3 それは、循環するエネルギー
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「自由」であるには、
「安心・安全」であることが前提にある
そして、
「安心・安全」であるかどうかの判断は、
「心地良さ」
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「心地良さ」というのは
人によって いろいろだし、
個人差もあると思います。
私が、「心地良い」と感じるのは、
肯定的関心を持って
見守ってもらえていると感じているか、
あるいは、
自分のエネルギーが十分に滞りなく循環しているか
ということが多いです。
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年齢が、小さいうちは、
文法的に、「否定形」という概念がないようで、
「ダメよ!」と言われれば言われるほど、
「やって良いんだ!」とばかりに
ダメだと言ったことをしますよね 😞
ある程度、分別が効くようになると、
否定的にネガティブな感情を無意識下に持って接すると
子どもたちは、それに反発することにエネルギーを費やしたり、
エネルギーを出せないで、ため込んだりして
病気になることもあります。
「食べる」という行為に当てはめれば、
身体に悪いものを食べるだけ食べて、
排泄しない状態です。
それは、かなり苦しいですよね。
でも、排泄できれば、スッキリします。
病気も治ります。
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それと同じように、
いろんな刺激を受けて感じ、
脳内や体内に取り込んだものを
排泄、つまりアウトプットできている状態を
私は「心地よい」と思います。
さらに、
排泄行為に対してネガティブな刷り込みがなければ
もっと良いですよね。
それには、肯定的関心を持って見守られていることが
一番良いのではないかと思います。
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そう考えてくると、
中学生の時の音楽室での私の体験は、
”ぼっち”でしたが、
そのおかげで、誰にも批判されることなく、
つまりネガティブな評価を受けることなく、
安心して、自分のやりたいことにチャレンジし(吸収)、
その結果、音が出たとか、こんな音がするのだとか、
アウトプット(排泄)を楽しみ、
エネルギーが循環していた時間、
つまり自由表現をしていた
ということになります。
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また、私にとって「音楽」とは
夢中になって
何かに没頭している時間でもあり、
その成果があろうが なかろうが
それが職業になっても ならなくても
その感覚を味わい、堪能している体験でした。
それは、循環しているエネルギーでもあったので
心地良さ いっぱいだったのですね。
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そして
さらに 表現方法を広げていくことになります。
(続く)
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