20170908 キンダー

夏休み明け、久しぶりのアトリエに来てくれた　Yちゃん（小１）。

「ハンカチを作りたい」とのことで、

アトリエの画材から　材料をあれこれ探しているうちに

毛糸で、棒編みすることになりました。

アトリエでは、２回目のチャレンジです。

まずは、編み棒を作るところから。

前回は　選んだ毛糸が細かったので、

竹串を代用しましたが、

今回は　太い毛糸でしたので、

割りばしの先を削り、紙やすりをかけて　滑りをよくして

チャレンジしました。

前回やったことを　よく覚えていて

あっという間に　コツをつかんだ　Yちゃん。

９０分を　フルに使って、

根気よく　丁寧に、

そして　編み目か　否か　その区別もつくようになり、

目が棒から外れた時に　少しヘルプするくらいで

あっという間に　編み上げました。

真剣に　編んでいる　Yちゃんの　隣で

私は、　かぎ針で　お花を作成。

最後に、お花を飾って　完成しました。

やりたいこと、つくりたいことを通して

Yちゃんは　ぐんぐん　忍耐力、観察力、段取り力、集中力を養っていきます。

コツコツと　丁寧に、積み上げていくことのできる才能をもった

すばらしい　Yちゃんです。

また、編み物に集中することで、こころを落ち着かせています。

その達成感は、大きな自信につながり、

次なる好奇心に向かわせ、意欲を育てていきます。

完成させた達成感は、良い意味での有能性となり

自己肯定感を高めることでしょう。

子どもたち　ひとりひとりの成長に合わせて

アトリエでは　創作を進めていきます。