誰の こころのなかにもいる 子どもの私
久しぶりの ブログ更新です。
4月から本部アトリエでも、カウンセラーをさせていただくことになり、ブログまでは手が回りませんでした。楽しみにしていてくださった方々、申し訳ありません。
本部アトリエでは、今の4倍近くの会員さんと触れ合っています。
顔と名前がまだ一致しないので、名札が命。
毎回、アトリエ前には、必ず前回の作品などおさらいして臨みますが、まだまだ足りないことばかりで、勉強不足を痛感する毎日です。
でも、確実に幅が広がり、少しずつ会員さんたちに還元できればと思っています。
先日、カラーセラピーに関心があるとおっしゃっていた方と お話しすることがありました。
「大人対象にやりたい」とおっしゃっていました。それなら、「子ども対象」での手法が役に立つよと伝えたかったのですが、時間切れでした。
ちょっと、心残りなので、ブログに書きたいと思います。
末永メソッドでは、自分の子どもの頃からの振り返りをしながら、セラピーを深めていきます。
なぜなら、大人と言っても、今現在起きている、数々の問題点は、子どもの頃の人間関係に起因していることが多いからです。
だれしも、自分のこころの中に、「満たされない小さな子どもの自分」がいて、無意識のうちに、その子が表れてきます。傷ついた子どものこころ。そしてこころの自由を奪う周りから刷り込まれた「ねばならぬ」という考え。
その子を、生き生きと元気に癒してあげるには、「子ども対象」でやっている手法がとても役に立ちます。
大人の私が、子どもの私に「子ども対象」の手法で、接してあげるのです。
子どもの私が満たされてくると、「ねばならぬ」考えが、自分のこころの自由を妨げるものではなくなり、自分で自由にその考えを選択するか否か決めることができます。
アトリエの子どもたちは、自分のこころを満たしながら、どの画材を使って、何を創るかすべて自分で決めていきます。
大人の目から見て、失敗すると思うようなことでも、私は、それをその子なりにどう解決していくのかを楽しみに、「実験! 実験!」「おもしろそうだね、試してみようよ。」と声掛けします。
失敗体験が記憶に残って大変!という子どもたちが、投げ出しそうになっても「手作りは、調整が必要になってくるんだよ。」と、失敗ではなく、工程がもうひとつあるこを知らせて、成功体験へとつなげていきます。
子どもたちは失敗しても、へこたれたりしません。なにが原因なんだろうか?一生懸命考えています。そして再度、チャレンジ。
そして成功した時の、歓びと言ったら!!
そういう感覚で、自由に自分の人生を生きていってほしいですよね。
子どもたちの姿に、励まされながら、私自身も、色彩というツールを使い、少しずつ囚われを意識化し、自分で選択できる、こころの自由さを 亀のような歩みですが、取り戻しつつあることを実感しています。
最近のコメント