子どものアトリエ アートランドの5つの特色 その4
3.インストラクターは、
子どもが安心して創作ができるようサポート。
・
インストラクターは子どもの”助手”です。
・
アトリエで作るものも、使う画材も、子ども自身が自由に選ぶのなら、インストラクターは何をしているかというと、子どもの助手をしています。
「あ、ちょっと、ここ押さえていてほしいの!」
「○○したいんだけれど、どうしたらいい?」
『うーん、そうだねぇ・・・(一緒に考えたり、一緒に画材を探したり、アイデアをいくつか提案したり…)』
そして、時には、インストラクター自身が真剣に創作することで、子どもたちの心が落ち着くのか、引き込まれるのか、創作に集中するということもあります。
「あれしちゃ、危ないよ。」
「これしちゃ、ダメだよ。」
「使ったものは、すぐ片付けようね。」
「こうしたほうがいいよ。(やる前から指示する)」
「これは、こうするんだよ。(先導する)」
という言葉は、あまりアトリエではでてきません。
「○○がしてみたい!」
『そうか! 実験、実験、やってみよう!』
となんでも、やりたいことをお試ししてみる。
自分でやってみる。
そういうときって、結果はどうであれ、全部 自分の身になっていくことが、子どもたちの姿をとおしても、実感します。
成功したら、一緒に喜んでうれしくなって、「ボクってすごいな!」「わたしって、やるじゃん」という、満足感を充分味わって、自己肯定感を深めます。
また、失敗してしまったとき、本当に自分で決めて、自分でやってみたことなら、人のセイにしたりしないで、そのことをちゃんと受け止めて、次のことを自分で、あるいは相談しながら、考えていけるんですね。
子どもたちの姿をとおして、気づいたことは、子どもの「育ち」を信頼すること。このことを胸に、その子本人と、周りが危なくないよう、環境を整え、様子をみながら、やりたいことを後押ししていきます。
インストラクターは、そういう、子どもたちの応援団でもあります。
(続く)
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