深緑と、深青
いつものように、電車を待つホームから、
いつものように、眺めていた。
今日は、深い 深い 緑に こころ惹かれる…
しかも 高い 高い 大きな木に こころ惹かれる…
高ければ、高いほど、根は地中深く張るのでしょう。
どこまでも どこまでも 落ちていく
その隣を、
ともに どこまでも どこまでも 落ちていく…
・
必ず、
落ちて行った先に
根の先っぽはあって、
その先っぽから、
勢いよく 吸いあげられ、
洗われ、
深い 深い 緑の葉の上で
たくさんの 陽の光を浴び
葉とともに
また地上に落ちて、
発芽する そのときを待つ。
・
深い 緑って、
そんな あったかく 愛しまれる 色なのかなぁ…
今日は、深い色にご縁があります。
アトリエからの帰り道、
ふと見上げれば、
まんまるなお顔で、まんまるな瞳の黒猫ちゃん。
「帰りを待っていたよ。
ボクから、プレゼントがあるからさ、楽しみにしていて。
さ、
知らない振りしているから、
早く その道を通ってね。」
精いっぱいの 猫の寛大さで
私がそばを通るのを 見守ってくれた。
・
家の窓から、ふと見れば、
暮れていく 茜空に
濃紺の闇を
三日月が落とそうとしている
・
そういえば、
今日、珍しくクロワッサンを食べた。
知らなかったけれど
三日月…だったからかなぁ・・・
(三日月 → 仏語:croissant クロワッサン)
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