2009年 ありがとう
2009年が終わろうとしている。
今年は、たくさんの人、自然、モノたちの出逢いのなかで、たくさんの小さなワンダーを見出し、感じ、こころに留めた、しあわせな2009年だったと思います。
そして、刺激を受けあい、人間として尊敬しあい、たくさんの感じあえる、いとおしくて、とても大事な こころの友たちに何回もふたたび出逢い、感動した、とても、めぐまれた1年でもありました。
私は、無宗教人間だけれど、「目に見えないものに対して敬意を払う」というこころを育ててくれたのは、父方の祖母だと思います。祖母の押し付けには、とことん抵抗したけれど、目に見えないものに対して純粋に敬意を払い、大事にする祖母の毎日の姿から、私はいろんなことを学び、小さなワンダーを見つける力も育てられたようにも思います。
もちろん拒絶したくなるような、こころを麻痺させたくなるような、大変なことも、嫌なことも、困ったことも、打ちのめされたことも、たくさんありました。
だけど、「感じないことほど、不幸なことはない」と最近思います。
どんな惨めな自分でも、どんな大変な状況になったとしても、<感じるこころ>、<自由にしなやかに動くこころ>を感じなくさせてしまうことほど、悲しいことはありません。
そう思っている私も、まだ昔のクセが残っていて、ふとした拍子にでてしまうことがあります。
そのクセとは、一時的に、自分を守るために「感じなくさせる」。
でも、それは一時的を通り越して、いつのまにか<感じるこころ>を硬い殻のなかに閉じ込めて、「自分が自分であること」がわからなくなってしまったこともありました。
昨日書類を整理していたら、2008年に講演を聴いた、家族カウンセラーの中尾英司先生の2008.5.17週刊東洋経済に掲載された記事が、目に入りました。
「そもそも『生きる』とは、どういうことか。充実した時間、悲しみに沈む時間……時間はそのときの感情とともに長くなったり短くなったりする。その感情が満足するまで、その時間を費やすことが、生きるということだ。」
「気持ちとは自分そのものである。だから、親に気持ちを受け止めてもらえなければ、存在不安を持つ。また、自分の気持ちで行動しなければ、自分の背骨ができない。つまり、自立できず何かに依存しようとする。」
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ちゃんと感じることの強さを、私のなかに、育てていきたい。
これからも<感じるこころ>を大事にしていきます。
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ドキドキして、苦しい
苦しくなるほど ドキドキする
あまりに 苦しくて 涙がでてくる
強く心を動かされるから
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それが
あなたの
いのちの 輝き
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あなたに、
出逢えて
ほんとうに
よかった。。。
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