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2009年12月

2009年 ありがとう

2009年が終わろうとしている。

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今年は、たくさんの人、自然、モノたちの出逢いのなかで、たくさんの小さなワンダーを見出し、感じ、こころに留めた、しあわせな2009年だったと思います。

そして、刺激を受けあい、人間として尊敬しあい、たくさんの感じあえる、いとおしくて、とても大事な こころの友たちに何回もふたたび出逢い、感動した、とても、めぐまれた1年でもありました。

私は、無宗教人間だけれど、「目に見えないものに対して敬意を払う」というこころを育ててくれたのは、父方の祖母だと思います。祖母の押し付けには、とことん抵抗したけれど、目に見えないものに対して純粋に敬意を払い、大事にする祖母の毎日の姿から、私はいろんなことを学び、小さなワンダーを見つける力も育てられたようにも思います。

              

もちろん拒絶したくなるような、こころを麻痺させたくなるような、大変なことも、嫌なことも、困ったことも、打ちのめされたことも、たくさんありました。

だけど、「感じないことほど、不幸なことはない」と最近思います。

どんな惨めな自分でも、どんな大変な状況になったとしても、<感じるこころ>、<自由にしなやかに動くこころ>を感じなくさせてしまうことほど、悲しいことはありません。

そう思っている私も、まだ昔のクセが残っていて、ふとした拍子にでてしまうことがあります。
そのクセとは、一時的に、自分を守るために「感じなくさせる」。
でも、それは一時的を通り越して、いつのまにか<感じるこころ>を硬い殻のなかに閉じ込めて、「自分が自分であること」がわからなくなってしまったこともありました。

昨日書類を整理していたら、2008年に講演を聴いた、家族カウンセラーの中尾英司先生の2008.5.17週刊東洋経済に掲載された記事が、目に入りました。

「そもそも『生きる』とは、どういうことか。充実した時間、悲しみに沈む時間……時間はそのときの感情とともに長くなったり短くなったりする。その感情が満足するまで、その時間を費やすことが、生きるということだ。」

「気持ちとは自分そのものである。だから、親に気持ちを受け止めてもらえなければ、存在不安を持つ。また、自分の気持ちで行動しなければ、自分の背骨ができない。つまり、自立できず何かに依存しようとする。」

   ・ ・ ・  

ちゃんと感じることの強さを、私のなかに、育てていきたい。

これからも<感じるこころ>を大事にしていきます。

・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

ドキドキして、苦しい

苦しくなるほど ドキドキする

あまりに 苦しくて 涙がでてくる

強く心を動かされるから

それが 

あなたの 

いのちの 輝き

・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

あなたに、

出逢えて

ほんとうに 

よかった。。。

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お月さまと 五線紙

大掃除に、年末の〆に、年始の準備に、大忙しのことと思います。

今日もがんばった、みなさんへ。

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夫が選んだ、黄色いバラです。

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お月さまを、五線紙にのせてみました 

今晩は、どんな音楽を奏でてくれるのでしょうか?

             

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お礼参り

今日は早起きして、お礼参りに行ってきました。
1年無事過ごせてきたことのお礼と、生まれてからちょうど○○年経ち、ここまで無事に生きてこれたことのお礼です。

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ひとなつっこい瞳で、すぐ近くまで寄ってきます。

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線路のレールのすぐ脇に、しなやかに、たくましく生きる。

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お参りのあと、次の電車まで30分、時間がありました。
駅の周りを散策。
駅のすぐ近くのお米屋さんで、地場名産のスイートピーを見つけました。

お店のおじさんいわく、クリスマスやらお歳暮やらで、お店において売る花がなく、今日、久しぶりに入ってきたのだそうです。

ちょっぴり”Special”気分を味わって、大事にスイートピーを連れて帰りました。

途中、ちょうど高架で走ってくる東海道新幹線と、地上を走り、私の乗っている相模線がクロス! 
3歳男子のように、ウキウキしました。

家族からは、リクエストしていたプレゼントをいただき、プレゼントのお店の方からもサプライズのプレゼントをいただき、本当に、ありがとうございます。

道々歩きながら、お陽さまの温かな光を背中に感じながら、ふと気づいたことがありました。

「なにかをしてもらうため」に生まれてきたのではなく、
自ら望んで「なにかをするため」に生まれてきた、
そのために「生まれさせてもらった」、
「してもらうこと」は、もうすでに叶えられていた
ことを気づかせてくれたのは、
大事な家族です!

そしてお祝いをするのなら、
生まれる前から私に関わってくださったみなさんが、
生まれてきてくれたことなんだなぁ…と思いました。

本当にありがとうございます 

感謝をこめて

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八王子に越して来て

八王子に越して来て、しあわせだなぁと思う瞬間です。

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今朝も電車を待つホームの上。近く鎮守の森を眺めていました。日々木々はその色合いを変化させます。いえ、見ている私たちが、日々違うのでしょうか?

先日は、グリーンにとても惹かれましたが、今日は葉が落ちた枝が、ほのかにピンク色になっているように見え、その美しさにこころがあたたまりました。

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今日の夕陽も、本当にきれいでした。

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今日も1日、ありがとう 

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”光”という字のごとく

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空一面に、光の筋が四方八方に広がりました。

これから、年末年始を迎えますね。

太陽にとってみれば、冬至を過ぎ、どんどん明るさを増す、日の入りと日の出を繰り返すサイクルに入っているのでしょう。

冬至とお正月がズれた数日間。

冬至に向け、生命力がどんどん弱っていく太陽の光。その昔私たちは、それに合わせて不安な気持ちになったことでしょう。

冬至が過ぎた今の時期。太陽の明るさが少しずつ増していくのを感じ、その下で暮らす私たちのこころに少しずつ、新しい年への期待と希望が、ふたたび育っていく…。

その希望とともに、元旦に新年の抱負を抱かせる…。

そのための大事な大事な冬至とお正月がズレた数日間・・・・。

こんなことが、浮かんできてしまうような、そんな、こころに響く光でした。

              

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クリスマス会

23日、お世話になっているVn教室で、クリスマス会がありました。

おいしそうな、もちよりの一品、または一本。手作りのかわいい「お菓子の家」もありました!

クリスマスソング、シャンソン、カンツオーネ、アニメの映画の主題歌、演歌、ポップス、往年の映画音楽、沖縄民謡、ロック、邦楽、即興コンビの物まね、そしてもちろんクラシックなど、さまざまなジャンルから。

楽器も、尺八、フルート、歌、ピアニカ、ピアノ、ビオラ、ヴァイオリンなど、これまたさまざま。

大人から始められた方が多い教室なので、参加者も大人が多かったのですが、それがこれだけの音楽の幅の広さ、豊かさにつながり、それぞれの人生の物語の数だけ、音楽もあるんだなぁとまた改めて思いました。

そしてみなさんの ハートの 温かいこと。

先生と奥様のお人柄に惹かれて集まってきたメンバーは、誇張することなく、飾ることなく、本当の心の豊かな人生の楽しみ方をそれぞれ知っている、素敵な、先輩方でした。

また私と同年代を中心として、社会に何か貢献できることはないかと考える心優しいメンバー。

さらに、年下の中学生、小学生も、音楽することの楽しさを、身体いっぱいに受け止めていました。

それぞれが、それぞれに、自分らしく、楽しく、こころから湧き上がる○○したい!という衝動を持って表現される姿に、とても感動しました!

最後は合奏につぐ、合奏…。お互いに聴きあいながら、自分も演奏することは、本当に楽しいものですね! あなたとわたしが、日常から離れて”音”という魂の深い部分で、出逢う時間なのでしょうか。大いに盛り上がりました!

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もうすでに、来年のクリスマス会の話にもなって、今度はどんな出し物をしたいかなど、それぞれに楽しく練っているようです。

私は、カメラ係りをしていました。これも、とてもラッキーでした。

人が表現しているときに、ある瞬間から、”ポッ”と変わるときがあるのです。輝き方が変わる瞬間というのでしょうか?! その瞬間にシャッターを押せればいいのですが…。なかなか難しいです。

先生を始め、みなさま、本当に温かな時間をありがとうございました。

また、来年もよろしくお願いいたします。

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七色の夕焼け空

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穏やかな 目覚めの光のなかに

あなたの 産声を聴いた

優しい風のなかに

あなたの 笑い声を聴いた

ひたすらに降る雨の音に

あなたの 英知を聴いた

照りつける陽射しのなかに

あなたの 情熱を聴いた

晴れやかな青空の下で

あなたの 夢を聴いた

重く垂れ込める雲の下で

あなたの 決意を聴いた

さわやかに まっすぐに

繰り出される 言葉に

あなたの 愛を聴いた

数え切れないうちの今日という 奇跡の日に

贈られた祝福は 

いとおしく 美しい 今。

空が七色に輝いた。

オブラートに包むことなく

ありのままのわたしで

あなたに こころから伝えたい

贈られた”今”に

あなたと出逢えた歓びと

感謝を

  ・ 

その愛の響きが

いつまでも 美しい記憶として

こころのなかの

豊かさとなりますように

その きらめきで

世界が満たされますように

           

・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

暮れ行く夕陽を眺めていたら、

空が七色になりました。

淡かったので、カメラには写りませんでした。残念…。

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やっと クリスマス飾りをしました

もうすぐクリスマス。

やっと今日ツリーを出してきて、リースを飾りました。

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窓辺の植木鉢にそっと生えてきた、雑草です。冬の淡い光をあびて、ほのかに輝きます。

               

どうぞ、楽しいクリスマスをお過ごしください。

               

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みせあいっこ

駅に向かう道の途中。

またまた寄り道してしまいました  

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日陰に、霜がまだ残っていました。

ハートが寄り添うように、お互いの霜の結晶を見せあいっこしているようです  

あなたたちの輝きを、もうちょっと、ちゃんとカメラに収めたかったけれど…時間がなくて、ごめんね。

これからの季節の楽しみです。

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スモーキーグリーン

紅葉の時はあまり目に入らなかった竹が、とても鮮やかに飛び込んできました。

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アトリエへ行く途中、電車を待つ駅のホームから。

パステル系の空色に浮かぶ、沖縄の冬のような雲の下に、冬の淡い光を浴びて、その竹たちは、そよいでいました。

私の今日の気分は、クリスマスカラー(ヴィヴィットな赤と緑)よりは、この竹や空の色かな。冬の、ちょっとスモーキーな色も混じり、落ち着いてバランスをとろうとしている部分があるのかもしれません。

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冬至によせて

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おはようございます 

師走に入って、みなさん、ますます忙しい日々をお過ごしのことと思います。

明日は、冬至。

運を呼び込むための禊として、ゆず湯で、今晩はゆっくりお休みくださいね。

冬至の時に、いつも思い出す体験があります。

あの時も、ちょうど今頃の季節だったと思います。ハコミ・セラピーというグループワークに参加していたときがありました。お世話になった助産院に集うママたちと一緒に活動していました。

「ハコミ」とは、アメリカのホピ・インディアンの言葉で「あなたは何者か?」という意味だそうです。こころと身体からのメッセージを探求していく方法をとります。

硬いこころの殻を少しずつほぐして、やっと自分のこころに触れるところまで来た時のワークでした。どんどんこころの内側に、メンバーに支えながら入っていくのですが、どこまでいっても真っ暗…。何も感じず、何のメッセージも浮かびません。それでも時間をかけながら、そこに留まっていたら、ふとイメージが浮かんできました。

小さな、小さな、灯かりです。

真っ黒な、空間に、ポツンと浮かぶ、小さな灯かりです。

もっともっと、近くに寄ってみたら、それは大切に大切に、シンプルだけどとても美しいランタンのような入れ物に入っていました。

あまりに、長い間、自分のこころに幾重にもフタをしていて、私は自分の存在を自分で消してしまったのかと思っていましたが、そうではなかったのですね。

決して消えないように、頑丈で厚い殻でこころ全体を覆い、こころの奥の奥の方に、大切に大切にしまわれて、また再び活躍するのを待っていたのです。

そういうふうにして、私は、私の心を守ってきたのだ と気づいたのです。

そして、再び取り出すことが出来るのは「自分だけ」なのだと思いました。そして「答えは自分のなかにある」と、直感したのでした。

こんな気づきを得ても、私は、とても弱い人間ですから、何回も、そしてこれからも挫折しそうになると思います。もうダメだと思うこともあるし、ネガティブな感情に打ちのめされていることもあるし、あきらめそうになることもあると思います。

だけど、最低1年に一度。こうやって季節が廻り、また冬至がやってくると、再び思い出し、原点に戻ることが出来ることを幸せに思います。

  

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ききあい

あなたの音を 聴きながら 

             わたしは 奏でる

わたしの音を 聴きながら

             あなたは 奏でる

響きあう 聴き愛の 心地よさ

あなたとわたしを越えて

あなたたちにも とどいただろうか・・・

青い空に見守れながら、

小さな わたしたちは、

またひとつ 大切な響き愛をわかちあえました 

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今日は八王子駅南口で開催された、いきいきフェスタ2009のイベントのひとつに、同じヴァイオリン教室に通う仲間たちと2回出演させてもらいました! 他にカッコイイ和太鼓やおしゃれな管楽器、楽しいピアノ&パーカッションの演奏、まな板、クッキーなど模擬店、大きな陸カメくんも参加してくれ、とてもあったかな会でした。

「ハイフェッツ弦楽合奏団」というお名前を先生にいただいて、昨晩結成されたばかり。年齢もいろいろ。大人から習い始められて、まだ3,4年の方が中心で、パッフェルベルのカノンや、サイレントナイトなどクリスマスソングを入れ、ジャンルを越えて7曲あまり演奏しました。
野外で弾くのは初めてでしたけれど、とても気持ちよかった♪

また昨日たまたま連絡のついた、アトリエの会員さんもご家族で聴きにいらしてくださったり(ありがとう  )、私の家族も、午後からそれぞれ用事があるなか、聴きに来てくれました。

家族にはまたまた迷惑をかけてしまいました   緊張していた私は、出かけに「足が浮腫んでブーツが履けない!!」と大騒ぎしていたら、なんのことない、片方の足だけ、ソックスを2枚はいていたのでした…  おかげで、いい感じの緊張感で弾けたよ。ありがとう 

そして最後にスタッフの方から、クッキーとお花をいただきました!

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いつものごとく、優柔不断な私が迷っていると、スタッフの方が選んでくれました  ヴァイオレットのグラデーションがきれいです。そして深いヴァイオレットの中心に黄色の光。冬至の季節にピッタリです 

ちょっとした、ひとつひとつのことが、あたたかくって、ぬくぬく感にひたりながら、家路につきました。

みなさん、今日も、どうもありがとう 

       

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熱き想い

今日は、キンダーネットワークの社長さんと、ランチをご一緒させていただきました。

子どもが大好き! そして何より、子育てをするお母さんたちを、ひとりの女性として、ひとりの人間として、こころから大切に思い、応援したいと思っていらっしゃることが、ひしひしとお話のなかで伝わってきました。

昔から伝わってきた知恵を受け継ぎ、また日本のみならず世界の最先端の子育ての情報にもとてもお詳しいです。
昔からの知恵――と言われてしまうと、なにか古臭かったり、「昔は良かった。今は…」みたいな批判的なイメージを持ってしまいがちですが、お話を伺っていると、そんな表面的なことじゃないということが、よくわかってきます。

子育て期間中の何年間かは、人として、深めていくことの出来る、とても大切な時期なのです。具体的にどうしたら、そのようにしていくことが出来るのか、昔からの知恵をもとに、今の時代に合わせて伝えていきたいという情熱も感じました。

またアトリエの活動とも共通する想いも見出し、
とても励みになりました!

このご縁に深く感謝したいと思います。
豊かな時間をありがとうございました。

キンダーネットワーク(KINDER NETWORK)のHPは以下のアドレスです。リンク集にも載っています。

http://www.kinder-network.com/

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燃える富士山

燃える

燃える

激しく燃える

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ここに、たぎる情熱の塊がある

あなたの いのち そのもの

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わかっとるんじゃろうが…

わしはな、ちゃ~んと見とるからな。

たとえ、おまえさんがな、忘れてもな。

ちゃ~んと 思い出せるように 見とるからな。

おまえさんのな、いのちをな。

      

今日は感じることがたくさんあって、なんだか言葉になりません。

ゆっくりと、言葉になるまで、その熟成を待ちたいと思います。

大切な想いだから。

あたたかな、人のこころのぬくもりを、たくさん感じた1日でした。

感謝

 

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さぁ、どうする?

今日は、とても寒い1日になりました。

練馬まで歯科医へ行ってきました。歯科医の先生は、私にとって、お母さん的存在です。1ヶ月~1ヵ月半に一度、治療のために訪れると、健康状態のこと、家族のこと、私自身のことなど、いろいろ話します。私は自分のことは見落としがちなところがあって、先生に何回も助けてもらいました。

今日は、娘の部活(剣道部)のことが話題に。
「剣道は人の生きる道を教えるから、とてもいいわよ。あの子にピッタリ! あっている。並大抵の男は気合で吹き飛ばしちゃうわね。」と、剣道のまっすぐなところと、強いところを話します。「私も剣道をしていたんです。」と言ったのですが、なぜかそこから話がかみ合わなくなり、気づくまでにしばらく時間が…。

「あら、”わたし”も剣道していたの?! 全然そんなふうに見えないから…(苦笑)」と先生。

そうですよね    

全然見えませんよね    

なんたって、思春期真っ只中の娘に、「こんな、なよなよな かーさんじゃ、反抗したくったって、できないじゃない!!!  」と怒られるくらいの、へなちょこかーさんですので…。

これでも、子どもの頃、9年間も続け、いちおう、参段なのです 

身体が弱かったので、母に無理やり行かされました。大きな男の人が、防具をつけて、走り回ったり、体当たりするのが怖くて、涙ちょちょぎれ。逃げ回っていました。

6年生の頃だと思います。あるとき、ふと「面」をうつことが気持ちよかったのです。それから、いかに「面」を美しくうつか、そして身長を活かして、人の間合いより遠くから、剣をおさえてうつかの探求に明け暮れていました。

高校生になったとき、音楽がやりたかったのですが、軽音楽しかなくて、電子音の苦手な私は、その代わり、剣道部に入りました。学校の先輩で師範が、毎週土曜日に稽古に来てくださり、いろいろ話をしてくださいましたが、その頃の私は、ひねてたり、すねてたり・・・。

でも、ひとつだけ、その後の生き方につながる言葉が、自然に心のなかに残っていました。

それは「守・破・離」です。

「守」をしていると、余分なことがどんどん削ぎ落とされて、そのエッセンスが感覚的に伝わってきます。そうすると、その人の言わんとしていることがなんとなく自分なりにわかってきます。
まぁ、「自分なり」なので完璧にはいかず、いつもナンチャッテなんですけれど…  

さぁ、そのあと、どうする?

どう、生きる?

実は、この問いかけ。
ふとした折に、尊敬する方たちから、訊かれるのです。

答えられるのは、自分だけ。

この大切な問いを、ふたたび思い出した今日の出来事。

 今晩は、新月。

こころのなかの、ほのかな灯かりを見つけるには、
ちょうどいい明るさです。

自分のこころに問いかけながら、過ごします。

私は<わたし>のままに。こころのままに。

自由に生きる 人生のArtist

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大きな海のゆりかごに

大きな波が過ぎていった 海底に

深く 深く 沈んでいくよう。。。

目をとじて

なにも かんがえず

ただ 沈むがままにさせておく

一つ一つの細胞が、

するべきことを知っている。

四肢をゆるめ、

脳のなかも、

こころのなかも、

深い海底のゆりかごに揺られ、

落ち着くべきところへ。

あなたが あなたであるところの

そのところへ。

・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

いつもブログを読んでくださりありがとうございます! 

今日、久しぶりにお逢いした方に、ありがたいことにブログの感想をいただきました。

なんと、私は、妊娠していると、受け止められていたようで、過去と今が前後しているブログのせいで、混乱させてしまいました! ごめんなさいっ 

現実には、妊娠しておりませんが、言葉の表現からそう感じられたのだとしたら、メタファー的にとらえると、なにかおもしろいメッセージに聞こえます。

そういう視点も持ちつつ、書きながら、自分のなかから生まれてくるものを楽しみにしてみたいと思います 

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お陽さまから ユリへ

  あなたへ 

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12月のユリ

階段の下、排水溝のなかから、つぼみの顔を出していました。

そばを通るたびに、季節はずれのあなたから、

忘れちゃいけないことを思い出させてもらいました。

今朝、少し疲れの残った身体で、

あなたのそばを通ったとき、

お陽さまにむかって、見事に 花 開いていました。

”しっかりと

 今が

 <わたし>のとき”

あなたは、そう 私にエールを贈り、

凛とした姿で、

見送ってくれました。

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今日はおやすみです。

今日も、いろんなことがありましたが、疲れました。

早く寝ることにします。

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2009年12月、2010年1月の予定

◆キンダークラス

金曜日クラス(16:00~17:30)
12月11日(金)自由表現の日12月25日(金)お楽しみ画材の日
 1月 8日(金)自由表現の日 1月22日(金)創作画材の日

第2,4土曜日クラス
(AMクラス10:30~12:00&PMクラス14:00~15:30)
12月12日(土)自由表現の日12月26日(土)お楽しみ画材の日
 1月 9日(土)自由表現の日 1月23日(土)創作画材の日

◆プチ・クラス 
定員が満員になりましたので、新規クラスを開設しました。

第2・第4金曜日 キラキラ・クラス(11:00~12:00)
 ※現在通ってきてくださっているプチ・クラスの方は、こちらのクラスになります。

12月11日(金)自由表現の日12月25日(金)お楽しみ画材の日
 1月 8日(金)自由表現の日 1月22日(金)創作画材の日

第1・第3金曜日 ピカピカ・クラス(11:00~12:00)
☆会員募集中  
12月 4日(金)自由表現の日12月18日(金)お楽しみ画材の日
 1月15日(金)自由表現の日 1月29日(金)創作画材の日

◆交流会のお知らせ

半年間の作品の流れから読みときをシェアします。また、子どもたちがしている色彩表現を体験してもらうミニワークも行います。どちらか一方の日に、ご参加ください。その日にちをお知らせください。またご都合の悪い方は、ご相談ください。

1月14日(木) または  1月19日(火)

10:00~12:00 アトリエスペースにて

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晩秋の公園

看板の授受の帰り、片倉城址公園へ行きました。

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もこもこが、あたたかそうです。

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晩秋の公園は、静かです。。。

音もなく、

枯れ葉が舞い落ちていきます

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公園からの帰宅途中にある、ローズマリー。。。

葉っぱにそっと触れて、

香りを楽しむ。。。

廃品回収の車のドライバーさんが通りすがりに
「こんにちは」と声をかけられました。

道々、雑草の写真をとりながら歩く私。
ちょっと挙動不審だったかな… 

          

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マイフォトを作りました☆

「マイフォト」というサービスを活用してみました。

右側の段に、

●2009 Autum イラスト・犬たち

●2009 あわのほしまつり 看板

という項目がそれぞれ出ていると思います。そこを、ポチッとしてもらえると、アルバムが見れます。すると、アルバムに収めてある絵が全部表示されます。
大きくして見たい場合は、その絵をポチッとしてもらえると、大きく表示されます。

今回の、「あわのほしまつり」の看板を5枚とも、アルバムに収めましたので、もしよかったら、ご覧くださいね。

また、リンク集も左の段から、右の段へ移動しました。

             

絵描きモードが、なかなか抜けず、ぽーっとしています 

もうしばらくしたら、戻ってくると思います 

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看板が書き終わりました!

看板書きが、無事終わりました 

応援くださり、ありがとうございました 

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この絵だけ、名前がついています。「芭蕉布”エルマー”」 

芭蕉布は、天(過去or未来)と地(いま)をつなぐ、いのちの織物として。

”エルマー”は、
私の大好きな絵本『ぞうのエルマー』マッキー/ぶん・え、アリス館にちなんで。
ぞういろになりたい、まだらもようのエルマーは、ぞういろに変身してみるのですが…というお話です。

まだらもようのエルマーが、まだらもようのエルマーでいること
=私が<わたし>でいること
=みんなそ(素)のまんま が、
周りのみんなの命の歓びになるというように、
つながってしまったので描いてみました。
一番気に入っています 

もし他の4枚もご覧になりたい方は、会場のほうへどうぞ。

12/11(金)12(土)

”あわのほしまつり”   本應寺(東京・杉並)

詳細はコチラ
http://plaza.rakuten.co.jp/amamimai/diary/200911280000/

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最も暗い時、最も明るい

看板書き、難航していました… 

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写真は5枚描いた絵のうちの、一部です。

言葉を書き込んで行くのですが、「字は体を表す」というように、書き込む字の形によって、イベントそのものの質が表現されることにもつながる。。。私自身、どこまでそれを消化・昇華できているのだろうか? と、向き合ってしまうと、書けなくなってしまうのです。

書いたとしても、色が気に入らなかったり、生気を失った文字になってしまったり…。それらをどうやって生き生きとした文字にしたらいいのだろうか…。そんな小さなことで悶々としてしまいます。

すると、タイミングよく、サポートが入ります。
宅配が3件、ガスの点検などの訪問は、気持ちの切り替えに。そしてEメールが来ていて、元気をたくさんもらう。

一番、自分がきついな…と思っているとき(その出来事のなかでは一番暗い時)、逃げないでじっと向き合っていると、ちゃんとサポートがきて、人々の温かさ(最も明るい)を感じられます。状況は何も変わらないのだけれど、こころが温かくなったり、リフレッシュした心で、また見直してみれば、新しい方向性が見えてきました!
冬至の時期にはいつも思うこと(タイトルの言葉です)と、今日の小さな体験が重なりました  

本当に、サポートしていただいた方々、ありがとうございます!! 

もうちょっとです   

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シュトレン

北海道・洞爺湖のほとり、月浦より、シュトレンが届きました!

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真ん中が、シュトレンで、サイドはオリジナル・コーヒー、そしてモミの木の枝です。
このシュトレンを作った方は、「パン工房ゴーシュ+カフェ」のおっちぃです。おっちぃの焼くパンは最高においしいです。同じ酵母、同じ粉を使っていても、作る人によって味が変わるのは、手作りの醍醐味ですよね~ 

おっちぃは、夫の大学の後輩です。一緒にオーケストラでコントラバスを弾いていました。おっちぃのパートナー・なおちゃんは、チェロ弾きです。
上の男の子がアトピー。同じアトピーの子を持つ親としてお二人と出逢い、今は夫よりも(?)親しくさせてもらっています。アトリエにも通ってきてくれた時期があります。

私が思うお二人は、「自分たちの心地よい生き方は、きっと地球にもやさしい…真剣に考えた結果、東京を離れて、ご縁のあった北海道で生活し、今も自分たちらしい心地よい生き方を実践中」です。とっても、素敵なお二人です。

HPがありますので、ぜひこちらもご覧くださいね~

「パン工房ゴーシュ+カフェ」
http://isrm.co.jp/gauche/

シュトレンも、これから熟成させていきます。味の変化を味わうのが、とっても楽しみです!

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富士山の左側へ

 昨日の夕陽です。

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ここしばらく、夕陽を見る時間に家にいなかったり、雨降りだったりしているうちに、太陽が富士山を越して、左側に沈むようになりました。
ここに越してきて、地球の地軸が曲がっていることや、太陽が昇ったり沈んだりする場所が季節によって違うということを、日々実感しています! 
その驚異には、言葉もありません!
(ボキャブラリーが少ないこともありますけれど… )

雲がなかったので、空一面茜色。雲があると変化が楽しめますが、雲が無いので、単色の空の色がだんだんと変化していきます。それはそれは、静かに、穏やかに、ひそかに陽が暮れていく…。せっかちな部分も持っている私には、ちょっと退屈でした… 

そして今朝は、冷え込みましたね。畑いちめんに霜がおりていました。お天気はよさそうですね! 

今日は、絵描きモードから、看板書きモードへ移行です。文字を書き入れていきます。

そして、午後からは、楽しいアトリエの時間です。

今日もみなさまにとって、いい1日でありますように  

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絵描きモードになっています

昨日から、絵描きモードになっています。

<ぽっ友>のうちの一人が、イベントをするので、その看板を描いてます。

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今回は、アクリル絵の具で描いてみました。絵の具が乾かないうちは、色の試行錯誤ができるけれど、乾くと色が落ちません。その感じが、ちょっとずつ色(こころ)を塗り重ねながら、フィットする感覚を探り、乾くと色が落ちない。気持ち(こころ)もそこで決まり、次の工程へ。

竹の節のような、その一つ一つの作業が気持ちいいです。

今日も、また絵を描き続けます。

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カントリーウォーク (その2)

月1回安曇野で行われるカントリーウォークに、毎月行きたいと家族に相談。毎年夏に家族旅行をしていましたが、それを集中型旅行とすると、今年は、分散型旅行にしようと提案。すんなり意見が通りました。こだわりの少ない家族で助かりました。

午前中にカントリーウォークをして、お昼ごはんをみんなで一緒に食べて解散というスケジュールです。その頃は娘が2歳前後で小さかったため、前泊するときもありました。そのときは前日に、前回歩いた野の道を、もう一度歩いたりしました。すると、畑や空など1ヶ月で様変わりしています。その変化を楽しんだりもしました。

毎回毎回、カルチャーショックの連続です。
春に田植え前のあぜ道をそっと歩かせてもらい、川の土手に上がろうとしたら、足元からピョコピョコ動くものが…。
よく見ると、それは カエルです 
穴のなかから、「今、目が覚めた!」みたいな顔をして、あちこちからどんどん出てきます。もしかして、私、カエルを踏んづけてると思ったら、声にならない大絶叫の悲鳴をあげ、上げた足をどこに下ろしたらいいものやら…しばらく、固まってしまいました。夫と娘はどんどん先に行ってしまうし…。この状況を抜け出すには、ともかく足を動かさなければいけないのですが、なかなか動かせなかったです。

まったく知らない土地を歩くので、迷子にならないために、スタート場所とゴール場所を記した地図も配られます。慣れてくると、だんだん直線的なアスファルトの道ではなくて、道草っぽい道の選択が出来るようになってきます。
あるとき「ここの道がおもしろそうだね。行って、歩いてみようよ。」とその道に行ってみました。
そうしたら、道一面、タンポポやスミレの花でいっぱい 
ここは、道なのか空き地なのか…? だけど、ずっとむこうのほうまで細長く続いているので、たぶん道なのでしょう…。だとしたら、この元気にニコニコしながら咲いている、タンポポやスミレたちのあいだを、どうやって、歩いていったらいいのだろう…

雨のなかを歩いたこともあります。刻々と変わる雲の様子。土地の空気の香り、音。風の温度。風景の色。

秋にはすごいススキの群れの隣で、ススキでチャンバラごっこ…はできなかったので、娘をくすぐって遊んだりもしました。

時間は、たっぷりある。

強制されるもの、チャレンジする課題も何も無い。

決められたルートもない。

なにもかも、自分で決めて歩いていく。

最初は戸惑いました。どうやって道草していいか、わからない。道草しているつもりで、ちゃんと地図上で計算している。2時間なら2時間で歩いて帰ってこれるルートを計算している。それも大事だけれど、それが最優先されたら、せっかくカントリーウォークしている意味がない。だから私の行動はきまぐれで、無秩序で、カオスに近い。すると地図をしっかり持った夫が怒るわけです。そっちの道を行くと2時間で帰ってこれないって。

なんだか、このときの夫と私の関係って、親と子の関係によく似ていますよね。

子どものような行動をする私だって、ちゃんと2時間でゴール地点に帰るということは、わかっているのです。遅れないようにしようと、ちゃんと思っているのです。だけど、誰かが決めたとおりに、安全に歩くなんてつまらない。自分のなかにある感覚で歩く道を決めて、失敗したりワクワクしたり、道草をするから楽しいのに。そしてなおかつ2時間でちゃんと帰れたら最高! 
そんな微妙な感覚の違いを夫と言いあいをしたり、けんかもしながら、お互いにカントリーウォークを通して理解が深まっていったように思います。

そして一番、カントリーウォークをして衝撃的だったのは、

私は、
いのちを 踏んづけながら 歩いているっていうこと。

私にとって、「道」は、目的地に行くための手段でしかなく、いかに時間を短縮して、効率良くたどり着くか…そればかりでした。

だけど、本来「道」って、いのちが、うじゃうじゃ いっぱい いるところなんですね!!

それを感じたときの、足裏・身体感覚は強烈でした 

今も鮮明によみがえってきます。

そして今、書いていて気がついたけれど、この体験のエッセンスもアトリエにつながっていたのですね!

(続く)

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夫の誕生日 in 2009

今日は、夫の誕生日です  ○○年前の奇跡の日です 

夫の仕事の関係で、夕ご飯を一緒に食べることが難しいので、朝、15分くらいみんなで早起きしました。そして、手作り「黒ビールシフォンケーキ」(ビール好きの夫にピッタリ)と紅茶、歌とプレゼントで、お誕生日を祝いました。

最近、学校の文芸部の投稿部員になった娘は、夫に小さな物語を書いてプレゼント。手作りのカードは、私と合作。学校の課題以外で、初めての人物画を描きました   
実家の両親と私からは、パジャマとジャケット。思いっきり、生活の内側と外側と両極端ですね  日々スーツを着る彼のことを考えると、そうなってしまいました… 

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お祝いをしているときの、富士山です。雨上がりのすがすがしい朝です。

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フェンスの水滴が、鈴なりに。ひとつひとつが輝いています。

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たぶん、誰か一人のために、輝いているのじゃないと思うのです。ただただ今を歓んでいるように思えてしまいます。きっと夫も、その歓びの輝きのひとつなんだろうと思います。そして誕生日は、その輝きをあらためて感じあう日なのかもしれません。

輝きを見ていると、普段思わないような考えが浮かんできてしまいますね… 

今日も小さなワンダーを感じる一瞬を持てて、よかった・・・ 

みなさまにとって 素敵な1日になりますように 

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カントリーウォーク (その1)

ひとりで散歩に出かけ、迷子になる」ことが、楽しいと思えるようになるには、きっかけがありました。

それは、「2009.11.16 庭にて(その1)」で紹介した安曇野の『舎爐夢ヒュッテ』にて、以前行われていた「カントリーウォーク」です。

カントリーウィークとは、観光地のような特別な場所や、登山のように決まったルートをあるいたりはしません。 ありふれた、どこにでもあるような、ふつうの場所を歩きます。

参加した時は、スタート地点とゴール地点と、集合時間とゴール到達時間が決められているだけで、参考になる地図が配られるだけで、あとは5人くらいの少人数のグループに分かれて、各自好きな道を通って、好きなところを歩くというものでした。

スタートとゴールは、効率良くまっすぐに行けば、20分もしないようなところです。でも、寄り道や道草(どちらも同じ?)をしたり、畑仕事している人に声をかけたり、花や風景をスケッチしたり、収穫の終わった田んぼのあぜ道を田んぼや畑に入らないように気をつけながら歩かせてもらったり、2~3時間かけて歩くのです。

現代人の普通の感覚からすれば、まさに正反対のこと。効率や生産性、分析や論理的ではまったくなく、「無駄」と思われる行動を、わざわざ楽しんでやるのです。

初めて参加した時は、ちょうど今より2週間くらい前の季節でした。カントリー・ウォーカーの山浦正昭さん(通称 やまさん)と一緒に、カントリーウォークしました。

アスファルトの道では全然歩かない娘は、土の道だと良く歩きます。特に、草が生えていたり、ちょっと斜面になっていると、喜んで歩きます。

古き良きもの、美しい風物に出会うと「ああ~、良いですねぇ~。日本の故郷ですね~」とやまさんが言う。(お、これが日本の故郷か…)と思いながら、古い納屋のような建物と、すっかり葉っぱが落ちて、実だけになった柿の木を、記憶のなかにインプットします。すると、おもむろに『ふるさと』や『もみじ』を歌いだすご婦人方。「いいですねぇ~」とやまさんもしみじみ。まったくこういう雰囲気についていけない私。。。でした。

そして、夫と娘は何をしているかと思いきや、あっちのほうの急斜面で上ったり下りたり遊んでいるではないか… 

歩きながらのおしゃべりは、ほとんどやまさんの親父ギャクの連発です。でも、野の道で聞く親父ギャグは、ほのぼのしていて、思わず笑ってしまいます。

ゴール地点は山の上の方にあったので、最後の方は、長い急な坂道を上がることになり、気遣って声をかけてくれるやまさんに応えることもできず、黙々と歩きました。すっかり疲れて眠ってしまった娘を負ぶって歩く私の上に、その冬、最初の雪が降ってきました。

この1日の体験のなにが・・・と言葉にすることはできません。ただただ、すべてにおいてカルチャーショックで、すっかりカントリーウォークに魅せられてしまいました。そして、次のシーズン、春から月1回行われる、カントリウォークに参加することに決めたのでした。

(続く)

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陽の光に乗って

朝、駅への道の途中。

三方にある、赤や黄色や深緑と色鮮やかに彩られた

丘陵の木々を眺めながら歩いていた。

昨年は、こんなに秋を満喫しただろうか…。

すぐ身近の小さな秋を 大事に思える 今の幸せを思いながら、

ふたたび 丘陵の木々に目がとまる。

木々は何も話さないが、

遠くから 陽の光に乗って 細やかに 伝わってくる。

こんなふうに感じるのは、初めて。

私は、自然に愛されている。。。

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ぽっ

今日は、大切な「ぽっ」を再確認した1日でした  

私のなかの「ぽっ」と生まれる、ひらめきにも似た、直感みたいなもの。

それはセンスオブワンダーのスイッチをONにすることでもあります。

ONにした状態で、子どもたちのなかから、自発的な創造性が「ぽっ」と生まれる瞬間を待っている、アトリエの時間。それぞれの子のタイミングで、そっと訪れる「ぽっ」の瞬間。淡い淡い小さな瞬間に立ち会えることの歓び。

そんな大切な「ぽっ」に従って、3ヶ月ぶりに逢った、大切な友との「ぽっ」の再確認。(あ、そうだ! これから「ぽっ友(ぽっとも)」と呼ぼう!  )

「ぽっ」に従って、これまた聴講で再び出会っている色彩心理。さらに深みがまして、ワクワクする時間。

「ぽっ」とは、本当の「自分に正直でいる」こと――と、「結」という二人組のグループからのコンサート報告も兼ねた通信からのメッセージ。

そして最後は、今日の1日の物語をまとめるかのような、Vnの先生日記より詩人コダールの言葉(http://www.heifetz-vn.com/contents/index.php?ID=385)。

なんて、表現したらいいんだろう・・・この気持ち&感覚・・・

宇宙を すべてを 抱きしめたくなるような いとおしい そんな気持ちです。

ありがとう 

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リンク 20091201

リンク集をアップしました 

地元・八王子の「弦楽器専門店 ハイフェッツ」

楽器を見る目はすばらしいです。私のViolin&アンサンブルの先生でもあります。レッスンは、楽しく、ユニークで、深いです。

先生の「ひと言日記」がいつも楽しみです。八王子の大樹的存在のひとりだとひそかに思っています。

「弦楽器専門店 ハイフェッツ」
http://www.heifetz-vn.com/index.php

ぜひぜひ、こちらも、のぞいてみてくださいませ  

※大樹については、過去の記事「2009.11.8 大きな樹」をご覧ください。

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