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赤 20091022

今まで、自分から求めて「赤」を選ぶときが2回ほどあった。

1回目は、20歳くらいのとき。

仕事も忙しかったが、スキルアップのための勉強もあって、毎日の睡眠時間は1時間30分くらい。
それが半年続き、さすがに体調がすぐれなくなった…。
1週間悩んだけれど、山のような仕事と勉強に埋もれながら、
それまで 「やらされ感」の強かった私は、
「来るなら来い! みんな受けてたってやる!」と開き直った。
そうしたら、すっかり体調が良くなった。

そのときは、真っ赤なショルダーバッグをお守りのように持ち歩いていた。


2回目は、22歳の頃。

仕事で係かえになり、今までチームを組んでやっていたことを、新しい場所で、新しい人とやることになった。
基本的には、自分のペースで出来るようになったので、精神的には楽になったけど、身体的には負担が大きかった。

そのときは、真っ赤なスカートを好んで身につけていた。

その後も、「赤」を何回か手にはしたが、好んで使うことはなかった。



ところが

最近、 「赤いジャケット」と出逢った。

出逢ってしまった!

自分で言うのもなんだけど、とってもよく似合っている、と思う(
もしかして、世間様の基準で言えば、年齢的には、真っ赤なんて 着るものじゃないのかもしれない。流行でもないし。。。。

だけど、

この「赤いジャケット」は、身にまとうと
心身ともに しっくりくるのだ。

光の加減で、緋色っぽかったり、青味かかった赤に見えたりする。それというのも、使っている糸が赤一色ではない。いろんな色が混じっている。
畑で育てたコットンを、ラオスの山の中で、1年に1回しか取れない染料で染めているそうだ。そんな貴重な糸を使い、細やかに織られた布で、丁寧に、純粋な創りたいという歓びのエネルギーで服が創られているという。


そういえば、20歳、22歳のとき、私は、世の中や世間様に、一人で立ち向かっているような気分だった。そのために、自分を主張し、切り開いていくための、怒りにも似た激しいパワーとして「赤」を必要としていたのかも。


だけど、今回の「赤」は違う。

たくさんのご縁のつながりがあって出逢えたジャケット。
その深いご縁を思いながら身にまとうと、
こころがとっても温かくなる。。。

ぬくもりを感じ、思わず、ありがとう。と言いたくなる。

大地の恵み、
原始的な、
本能的な、
根源的な、
私が<わたし>であることに直結するような、
そんな色のエネルギーのように感じる。

また節目に来ていると思う。

今回、私は「赤いジャケット」を着ながら、この時期をどんなふうに過ごしていくのだろうか。

とても楽しみな毎日

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コメント

おじゃましに参りました。

色のことが好きな割には自分の服に取り入れることができません
「赤」は憧れていてもなかなか勇気がなくて使えない色です。
それでも 最近選ぶ色は以前とはずいぶんと変わってきた気がします。何かの表れでしょうか・・・。

今回の色々な色が使われた「赤」で しかも「歓びのエネルギーで創られている」服って とても素敵なんだろうな~と プレモワンモさんの着装図(?)を勝手に想像しています。

時々おじゃましますのでよろしくお願いいたします。

投稿: たいらっこ | 2009年10月24日 (土) 00:12

たいらっこさん こんにちは。
さっそくのご訪問、ありがとうございます。
うれしいです!

確かに「赤」って選ぶとき、勇気がいりますよね。。。
着るものとなると、特に…。

また遊びに来てくださいね。

お待ちしてます。

投稿: プレモワンモ | 2009年10月25日 (日) 08:29

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